画像処理・・・画像を入力として、何らかの処理を行うこと。
焦点距離・・・レンズの主点(光学中心)から焦点までの距離。
F値・・・撮影レンズの焦点距離をレンズの直径で割った値。
シャッタースピード(露光時間)・・・画像を撮影するために撮像面上に光を当てる時間のこと。
ISO感度・・・光に対するフィルム感度を表したもの。国際規格。
手ブレ・・・手で持ったカメラが揺れることに起因するブレ。
移動ブレ・・・被写体が移動することに起因するブレ。
被写界深度・・・事実上ピントが合っていると判断できる距離範囲。
錯乱円・・・撮像素子上では点であるはずの被写体がある大きさをもつ円として撮影される円。
許容錯乱円・・・画像上で点として許容できる最大の錯乱円。
フレームレート・・・1秒あたりに切り替えて表示する画像枚数のこと。
フリッカ・・・放電光源を電子シャッタを利用して連続撮影するときに、フレームごとに明るさが異なること。
画像・・・ディジタル画像の構成要素の最小単位
ピクセル・・・画素の同義語で”picture cell”の略。
グレースケール画像・・・画素値が画像中の位置に対応する明るさだけを表す画像。
標本化・・・アナログ信号から離散的な位置におけるアナログ値を取り出す処理。
量子化・・・標本値を有限分解能の数値に変換する処理。
量子化誤差・・・連続値を量子化レベル数個のとびとびの数値に置き換えるため、生じる丸め誤差。
擬似輪郭・・・ディジタル画像の量子化レベル数が充分に大きくないとき、量子化レベルが一段階変化する位置が等高線のように見えること。
量子化雑音・・・量子化誤差によってディジタル画像に現れる画素値の歪み。
可視光・・・人間が知覚することのできる波長範囲の電磁波。
紫外線・・・紫として知覚する波長より短く知覚できない電磁波
赤外線・・・赤として知覚する波長より長く知覚できない電磁波
原刺激・・・互いに独立した3つの色の光。
混色・・・複数の色の光を混ぜ合わせることで別の色の光をつくること。
加法混色・・・白いスクリーン上に異なる色の光を重ねて投影することで別の色をつくるような混色。
減法混色・・・色付きのフィルタを通して白色光を見るような混色。
RGBカラー画像・・・画像中の位置に対応した赤・緑・青の3つの画素値をもつカラー画像。
デモザイキング・・・モザイク状のカラー画像から1枚のRGBカラー画像を再構成する処理。
濃淡ヒストグラム・・・各画像の画素値の分布を棒グラフで表したもの。
錐体細胞・・・明るいところで働く細胞。
桿体細胞・・・暗いところでだけ働く細胞。
カンデラ・・・輝度の単位。
標準分光視感効率・・・国際照明委員会が定めた、異なる波長に対する感度特性。
HSV・・・6角錐モデル(Hue,Saturation,Value)
HSL・・・双6角錐モデル(Hue,Saturation,Lightness)
空間フィルタリング・・・入力画像の対応する画素値だけではなく、領域に基づく濃淡変換のこと。
平滑化・・・滑らかな濃淡変化を画像に与える処理。
エッジ抽出・・・画像中で明るさが急に変化するエッジ部分を取り出すこと。
鮮鋭化・・・元の画像の濃淡を残したままエッジを強調すること。
(画像の)フーリエ変換・・・ここでは画像を周波数領域に変換すること。
周波数フィルタリング・・・フーリエ変換後の各周波数成分の大きさを各成分ごとに変えることにより、元の画像の性質を変化させることが出来る処理。
ローパスフィルタ・・・画像に含まれる空間周波数成分のうち、低周波数成分は残し、高周波成分は除去するようなフィルタ。
ハイパスフィルタ・・・画像に含まれる空間周波数成分のうち、高周波数成分は残し、低周波成分は除去するようなフィルタ。
ハンドパスフィルタ・・・画像に含まれる空間周波数成分のうち、中間的な周波数の範囲を残すフィルタ。
教師あり学習・・・事前に学習画像とそのクラスのラベルが組として与えられており、これをもとに判別基準を学習により求めること。
教師なし学習・・・クラスが未知である場合の学習。
アダブースト・・・複数の識別器を組み合わせて一つの強力な識別器を学習するアンサンブル学習の一つ。
サポートベクトルマシン・・・汎化能力の高い統計学的手法の一つ。
(画像の)クラスタリング・・・ある特徴空間の中でクラスとそこに属する画像を同時に求めること。
主成分分析・・・多次元の特徴に分散する学習用入力画像から、分布をよく表現できる低次元の特徴空間を求める手法。
フォトダイオード・・・受光素子。
撮像素子・・・フォトダイオード(受光素子)を二次元配列に並べたもの。
CCD撮像素子・・・各画素に対応した信号電荷を半導体内に蓄積して順次転送する(1次元の時系列信号)。
フレームトランスファCCD(FT-CCD)・・・垂直転送CCD。蓄積部を持つ。
インターライントランスファCCD(IT-CCD)・・・各フォトダイオードに対応する垂直CCDを持つ。蓄積部を持たない。
フレームインターイントラトランスファ(FIT-CCD)・・・FT-CCDとIT-CCDの合体版CCD
COMS-APS撮像素子・・・画素ごとに独立した増幅回路を持つ。
ステレオカメラ・・・2台分以上のカメラのレンズ機構とシャッター機構を1台にしたカメラ。
単眼カメラ・・・レンズ機構とシャッター機構が1つづつある1台のカメラ。
JPEG・・・静止画像の符号化方式。
MPEG・・・動画像符号化方式の標準。
薄肉レンズ・・・焦点距離と開口径で特性が表現できるレンズ。
肉厚レンズ・・・焦点距離に対してレンズの厚みを無視できないレンズ。
歪曲収差・・・
半径方向の歪曲収差・・・
接線方向の歪曲収差・・・
画角・・・撮像素子サイズによる撮影範囲
水平画角・・・撮像素子の幅に対応する画角。
垂直画角・・・撮像素子の高さに対応する画角。
標準レンズ・・・35mmフィルム換算焦点距離で50mm前後のレンズ
広角レンズ・・・標準レンズより焦点距離が短いレンズ。
望遠レンズ・・・標準レンズより焦点距離が長いレンズ。
ピンホールカメラ・・・暗箱に針の穴を開けた初期のカメラ
光学中心・・・ピンホール。
投影面・・・結像をモデル化する面
レンズの主点・・・レンズの中心(光学中心)。
光軸・・・光学中心を通り投影面に垂直な直線。
画像中心・・・光軸と投影面との交点。
H.261・・・1990年にITU-Tによって策定された動画像符号化技術。
MPEG-1 video・・・CDを蓄積メディアとして1時間程度の動画像を記録できるvideo、CDをターゲットとして策定。
MPEG-2 video/H.262・・・通信系や蓄積系に限定せず、幅広く用いることが可能な符号化方式として策定。
MPEG-4・・・画像を複数のオブジェクトとして扱い、オブジェクトごとに符号化できる符号化方式。
H.262/MPEG-4 AVC・・・携帯電話などの低ビットレートHDTVなどの高ビットレートまで幅広い用途を想定して策定。
空間領域・・・距離を表した領域。
周波数領域・・・距離に対応する特徴を表した領域。