目標としています。随時更新します。
◎ アメリカの企業
◯ Google LLC
Google LLCは、インターネット関連のサービスと製品に特化した世界規模の多国籍テクノロジー企業です。検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウェア、ハードウェア関連の事業があります。アメリカ合衆国の主要なIT企業で、GAFA、FAANGの一つとなっています。「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を経営理念(ミッション・ステートメント)に掲げています。
1998年に、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンにより設立。
◯ Amazon, Inc.
Amazon, Inc.は、ECサイト、Webサービス会社です。アレクサ・インターネット、A9.com、Internet Movie Database (IMDb) などを保有しています。アメリカ合衆国の主要なIT企業で、GAFA、またFAANGの一つです。Amazonの最大の特徴は強力なレコメンデーション機能です。近い将来には顧客の宗教や思想まで含めて営業活動に反映させることが可能となるといわれ、技術的には既に開発済みで、米国で特許を申請しています。Amazon.comのレコメンデーション機能は、A9といわれるエンジンによって行われています。
1994年に、ジェフ・ベゾスにより設立。
◯ Facebook Inc.
Facebook, Inc.はアメリカ合衆国の主要なIT企業であり、GAFA、FAANGの一つです。Facebookという名前は、アメリカ合衆国の一部の大学が学生間の交流を促すために入学した年に提供している本の通称である「Face book」に由来しています。Facebook, Inc.が運営するFacebookは、世界最大のSNSとなっています。
2004年に、マーク・ザッカーバーグ、エドゥアルド・サベリンにより設立。
◯ Apple Inc.
Appleは、インターネット関連製品・デジタル家庭電化製品および同製品に関連するソフトウェア製品を開発・販売する多国籍企業です。ハードウェア製品として、iPhone、iPad、Macintosh(Mac)、iPod、Apple Watch、ソフトウェア製品としては、macOS、iOS、watchOS、tvOS、クラウドサービスとしてはiCloudなどの開発・販売を行っており、言わずと知れた有名商品です。タイトル『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』から、GAFAという呼称でまとめて呼ばれ、Amazon、Facebook、Googleとともに世界的な巨大企業の一つであるとの認識が広がっています。2018年8月2日、株式時価総額が米国企業として史上初の1兆ドルを超え、最高額を再更新しました。
1976年に、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックにより設立。
○ Tesla
Teslaは、シリコンバレーを拠点に、バッテリー式電気自動車と電気自動車関連商品、ソーラーパネル等を開発・製造・販売している自動車会社です。2008年に販売されたテスラモーターズの最初の生産車両「ロードスター(Roadster)」は、非常に有名です。2010年に、パナソニックと共同で電気自動車用の次世代バッテリーを開発すると発表し、テスラ・モーターズの最新型のバッテリーパックに、パナソニックのリチウム・イオン・バッテリーを採用しました。
2003年に、マーティン・エバーハードら、により設立。
○ Uber Technologies
Uber Technologiesは、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリを運営する会社です。現在は世界70カ国・地域の450都市以上で展開しています。2016年、中華人民共和国の事業を滴滴出行に、2018年、東南アジア事業をGrabに売却し、市場から撤退しました。
2009年に、トラビス・カラニックとギャレット・キャンプにより設立。
○ Expedia Group, Inc
Expedia Group, Incは、オンライン旅行会社(Online Travel Agency, OTA)であり、「エクスペディア」の運営のほか、多数のグループ企業を統括しています。売上高はオンライン旅行会社として世界2位、取扱額は世界1位となっています。ビル・ゲイツやスティーブ・バルマーら幹部にインターネットを利用した旅行予約システムの開発を提案、承認を得たのち1996年10月に運用開始となりました。
1996年に、リッチ・バートンにより設立。
○ PayPal Holdings Inc
PayPal Holdings Incは、電子メールアカウントとインターネットを利用した決済サービスを提供する企業です。PayPal口座間やクレジットカードでの送金や入金を行います。
1998年に、ピーター・ティール、イーロン・マスクにより設立。
○ AOL Inc
AOLは、アメリカ合衆国の大手インターネットサービス会社です。アメリカを中心に世界各国で提供するインターネット接続サービス・ポータルサイトを提供していました。2017年6月、ベライゾンが買収したYahoo!と統合し新たにOathとなりました。
1985年に、スティーブケースらにより設立。
○ Verizon Communications Inc.
〇 Intuit Inc
◯ Microsoft
Microsoftは、ソフトウェアを開発・販売する会社です。世に登場して間もない8ビットのマイクロプロセッサを搭載したコンピュータ「アルテア (Altair)」上で動く、BASICインタプリタの開発・販売で成功を収めました。また、IBM PC上のOSの開発を請け負い、シアトルコンピュータプロダクツの86-DOSの権利を購入し改良、PC DOS(自社ブランドでMS-DOS)を開発しました。1995年には、MS-DOSの後継としてWindowsとMS-DOSを一体化し、GUIを改良したWindows 95を発売しました。2019年4月25日、史上3社目となる時価総額1兆ドル突破を記録しました。
1975年に、ビル・ゲイツとポール・アレンによって設立。
○ Yahoo!
Yahoo!は、かつて存在した企業です。インターネット関連サービスの提供を行っていた企業の草分けの1つであ、検索エンジンをはじめとしたポータルサイトの運営企業でした。しかし、2000年代後半にはグーグルやフェイスブックとの競争に敗れて、検索エンジンやポータルサイトなどの主力事業の競争力が低下することになり、2017年6月13日に主力事業全てをネット広告事業の強化を目指すベライゾン・コミュニケーションズに44億7580万ドルで売却しました。その時社名を「アルタバ」に変更して、日本のヤフージャパンや中国の阿里巴巴集団の株式を管理する投資会社となり、事実上解体されました。
1995年に、楊致遠とデビッド・ファイロにより設立。
○ Accenture PLC
Accenture PLCは、世界最大の経営コンサルティングファームです。様々な分野・産業に対し戦略、業務、IT、デジタル広告などのあらゆるコンサルティングを提供しています。IBMに次ぐ、システムの設計、開発、運用等を手がけるITサービス企業でもあり、世界的なシステムインテグレーション企業のアウトソーシング化の流れに先立ち、近年はアウトソーシングにも注力しています。多くの技術者を抱えており、アビームコンサルティングに続いて日本国内2番目にSAP認定コンサルタントの有資格者数が多いです。
1989年に、アーサー・アンダーセンが分社化されたことにより設立。
○ アビームコンサルティング
◯ Hewlett-Packard
Hewlett-Packardは、かつて存在した、主にコンピュータやプリンターなどコンピュータ関連製品の開発・製造・販売・サポートを行うメーカーです。2015年11月1日をもって、二つの独立した公開会社であるHP Inc.及びヒューレット・パッカード・エンタープライズに分割されました。2006年会計年度(2006年10月まで)によると、HPの年間売上高は917億ドルに達し、IBMが発表した2006年度の決算(売上高914億ドル)を上回り、当時の売上高で世界第1位のIT企業になりました。PC・プリンタ部門は”HP Inc.”として、企業向け部門は”Hewlett Packard Enterprise”となりました。2015年11月1日に会社分割が完了しました。15年の売り上げは、パソコン世界2位、サーバ1位、プリンター1位でした。
1939年に、ウィリアム・ヒューレットとデビッド・パッカードにより設立。
○ Qualcomm
Qualcommは、CDMA方式携帯電話の実用化に成功して成長を遂げましたメーカー。CDMA携帯電話用チップでは、ほぼ独占に近いマーケットシェアを保持しています。クアルコムはファブレスメーカーであり、半導体の製造は大手ファウンドリであるGLOBALFOUNDRIES、TSMC等へ委託し製造しています。
1985年に、アーウィン・ジェーコブズとアンドリュー・ビタビにより設立。
◯ Dell
Dellは、パソコン・タブレットといったエンドポイントだけでなく、データセンターの基盤となるサーバ、ネットワーク、ストレージといったハードウェアから、ITインフラ向けソフトウェアやビッグデータ解析ソフトウェア、セキュリティソリューションに至るまでを取り扱う総合IT企業です。
1984年に、マイケル・デルにより設立。
◯ IBM
IBMは、情報システムに関わる製品、サービスの提供しているメーカーです。詳細な事業内容はコンピュータ関連のサービスおよびコンサルティングの提供と、SW、HWの開発・製造・販売・保守、およびそれらに伴うファイナンシング、メインフレームコンピュータからナノテクノロジーに至る分野でサービスを提供しています。
IBMは研究機関としても有名で、2016年時点では米国特許取得数が23年連続の1位となっています。
IBMによる発明は、ATM、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストライプカード、リレーショナルデータベース、SQLプログラミング言語、バーコード、DRAMなどがあります。基礎科学の研究にも力を入れていて、ワトソン研究所やチューリッヒ研究所からはノーベル賞受賞者を輩出。IBM社員から5人のノーベル賞、6人のチューリング賞、10人のアメリカ国家技術賞、5人のアメリカ国家科学賞の受賞者を輩出しています。
1911年に、ジョージ・W・フェアチャイルドにより設立。トーマス・J・ワトソンが実質の創設者。
◯ Netflix
Netflixは、オンラインDVDおよび映像ストリーミング配信事業会社です。レンタル向けに1,600万人の顧客を得ているとのことです。ウェブサイトによるDVDレンタルサービスを世界で初めて開始した企業でもあります。
1997年にリード・ヘイスティングス、マーク・ランドルフにより設立。
◯ Oracle
Oracleは、民間法人や公的機関を対象とするビジネス用途に特化したソフトウェア会社です。多数の買収によりソフトウェア市場でのシェアを高めていて、マイクロソフトに次ぐソフトウェア会社となっています。
1977年にラリー・エリソンより設立。
◯ NVIDIA
NVIDIAは、大手半導体メーカーです。コンピューターのグラフィック処理や演算処理を行うGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)を開発・販売しています。ゲームGPUの開発技術を積極的に開示しており、ゲーム開発者からの知名度と人気が高く、Xboxやプレイステーション3のGPU開発も行っています。大注目企業。
1993年にジェン・スン・ファンとクリス・マラコウスキーによって設立。
○ Eastman Kodak
Eastman Kodakは、世界最大の写真用品(写真フィルム、印画紙、処理剤)メーカーです。世界で初めてロールフィルムおよびカラーフィルムを発売したメーカーです。また、世界で初めてデジタルカメラを開発したメーカーでもあり、写真関連製品の分野で高いシェアを占めることで知られるほか、映画用フィルム、デジタル画像機器などの事業も行なっています。2012年の倒産後は企業規模を大幅に縮小して再出発。2013年に再上場しています。
1880年に、イーストマン・コダックにより設立。
○ Unisys Corporation
Unisys Corporationは、ITサービスとソリューションを提供する国際的企業です。またユニシスはシステム機器などの設計/製造も行っています。名称は「UNited Information SYStem」からの造語で、社内公募で決定されました。日本での事業は関連会社である日本ユニシスが実施していましたが、2006年に持株の全てを売却したため、資本関係は存在しません。ただし業務提携は継続されています。合併した当時は年間売上高105億ドルでIBMに次ぐ世界第2位のコンピュータ企業となりました。合併後、オープン化の波にさらされ、企業構造の大改革を迫られメインフレーム企業からの脱却、徐々にハードウェアからサービス/コンサルティングへと企業としての主軸を移して行きました。
1986年に、元アメリカ合衆国財務長官のマイケル・ブルーメンソールによるバロースがスペリーを48億ドルで買収で設立。
◎ ドイツの企業
○ Siemens
Siemensは電信、電車、電子機器の製造会社から発展し、現在では情報通信、電力関連、交通、医療、防衛、生産設備、家電製品等の分野で製造、およびシステム・ソリューション事業を幅広く手がけるメーカーです。鉄道車両のVVVFインバーターやMRI装置、補聴器などで大きく市場を占有しています。総合鉄道関連メーカーとしては、業界3位であったアドトランツがボンバルディア傘下となったため、シーメンスがボンバルディア、アルストムと並ぶ「ビッグスリー」の一つとなっており、世界の鉄道車両製造では約2割強のシェアを有しています。IoT分野向けにシーメンスはデータ分析基盤「Sinalytics(シナリティクス)」を開発しつつ、 IoT分野における主導権獲得と自社規格の国際標準化を狙い、独SAPや米IBMなどの大手IT企業との提携を相次いで発表し、影響力を拡大させています。
1847年に、ヴェルナー・フォン・ジーメンスによって設立。
○ SAP SE
SAP SEはヨーロッパで最大級のソフトウェア会社です。主にビジネス向けソフトウェアの開発を手掛ける大手ソフトウェア企業であり、売上高ではマイクロソフト、オラクル、IBMに続いて世界第4位となっています。特に大企業向けのエンタープライズソフトウェア市場においては圧倒的なシェアを保持しており、企業の基幹システムであるERP分野においては世界一です。第二次世界大戦後に創業したドイツ企業の中で最も成功した企業の一つであり、時価総額は2016年現在で約965億ユーロ(約11兆円)でドイツ最大の企業です。2017年時点、世界190ヶ国で345,000社の顧客を抱え、経済誌フォーブズ(Forbes)が毎年選出するフォーブズ・グローバル2000にランクインする企業のうち87%がSAPの顧客となっています
1972年にIBMドイツ法人を退社した5人のエンジニアによって設立。
○ Robert Bosch
Robert Bosch自動車は部品と電動工具のメーカーです。業界においては世界最大のシェアを持っています。主要な製品は自動車機器、産業機器、消費財・建築関連機器があります。
1886年に、ロバート・ボッシュによって設立。
○ Carl Zeiss
Carl Zeissは、光学機器製造会社です。当時の志は一流顕微鏡の製造であり、顕微鏡を改良し1850年代以降には顕微鏡の品質で一般から広く認められるようになり、チューリンゲン一般工業博覧会で1857年に銀賞、1861年には金賞を獲得しました。1891年にはすべての株を財団所有とし、これによってカール・ツァイス社にはひとりの株主もいなくなり、財団によって運営される希有の企業形態となりました。
財団は、当時1日14時間労働から12時間労働に短縮するかどうかを議論していたドイツ産業界の労働慣行から見れば過激な9時間労働制、年次有給休暇、年金制度などの概念を導入、世界に先駆けて整備し、労働者の待遇改善に努めました。アッベは光学器械製造業者の大会で9時間労働制と時間外労働手当や休日出勤手当の法制化を主張ししましたが、これは激しい反対に遭いまた軍国主義的なプロイセン政府からも法案の採用を拒否されてしまいました。
1900年には、念願通り8時間労働制を実現し、現在の労働時間の先鞭を付けました。また技術的に価値の高い新規の発明については特許を取ることを禁じ、進んで公開するものとしました。他社が経営上の理由から二の足を踏む分野に対しても財団傘下の企業が積極的な技術開発を行い得たのは上記のような財団の経営方針によるものです。
財団傘下の企業は主に以下があります。
- カール・ツァイス – 天体望遠鏡や顕微鏡、眼鏡、光学照準器、写真レンズなどを製造しました。
- ツァイス・イコン – ドイツの主要なカメラメーカーの大同団結的合併により誕生したカメラメーカーで、コンタックス等のカメラを開発製造しました。
- ショット – 光学ガラス、医療・理化学用ガラス、その他特殊ガラス材料、およびそれらを用いた製品の開発、製造、販売しました。
1846年に、カール・フリードリヒ・ツァイスにより設立。
◎ オランダの企業
○ philips
philipsは人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。世界の主要電器メーカーの中で最も利益率が高い企業になっています。
1891年に、ヘラルド・フィリップスにより設立。
◎ フィンランドの企業
○ Nokia
Nokiaは、通信インフラ施設・無線技術を中心とするメーカー。無線技術を中心とする通信インフラ設備の製造・開発は、売上の9割を占めています。2011年までは世界最大の携帯端末電話メーカーであった。市場占有率および販売台数の両方で、1998年から2011年まで首位を維持していました。携帯電話の通信設備では世界第2位となっています。近年では、IoT、VR、ヘルスケア関連製品のビジネスにも参入しています。
1865年に、フレドリク・イデスタムにより設立。
◎ スェーデンの企業
○ Ericsson
Ericssonは、通信機器メーカー。移動体通信事業を中心とし、携帯電話の地上固定設備を世界的に展開しています。地上固定設備開発に特化していて、同分野では世界最大手です。現在、世界180カ国において、50億以上ある全モバイル端末の約40%がエリクソンのシステムを通じて利用されています。GSMは世界の携帯電話の80%以上に採用され、事実上、無線通信方式の世界標準技術となっていた。
1876年に、ラーシュ・マグナス・エリクソンより設立。
◎ 韓国の企業
○ サムスン電子
サムスン電子は、韓国最大の総合家電・電子部品・電子製品メーカーです。スマートフォン・薄型テレビ・NAND型フラッシュメモリ、DRAMにおいては、いずれも世界シェア1位です。また、2018年における研究開発費は世界1位となっています。フォーチュン・グローバル500では、世界企業ランキング12位(2018年)で、韓国、アジア圏のトップ企業です。
1969年に、李秉喆により設立。
○ LGエレクトロニクス
LGエレクトロニクスは、総合家電、情報通信メーカーです。韓国電機業界ではサムスン電子に次ぐ大企業です。液晶テレビ、液晶パネルや液晶モニターの世界シェア率はトップレベルとなっています。また、世界携帯電話市場の占有率の世界シェアでもトップレベルとなっています。
1958年に、具仁会により設立されました。
◎ 中国の企業
◯ 百度
百度は、検索エンジンを提供する企業です。2017年に、Google、マイクロソフト、アップルなどが加盟する大手AI業界団体パートナーシップ・オン・AI(英語版)に中国企業で初めて加盟しました。著しい急成長と共に、問題も目立つ企業です。
2000年に、李彦宏(ロビン・リー)により設立。
◯ 阿里巴巴集団
阿里巴巴集団(以下、アリババ)は、情報技術 (IT) などを行う会社です。企業間電子商取引をサポートするマッチングサイト「Alibaba.com; アリババ・コム」が多くの会員を集め瞬く間に急成長しました。中国消費者向けオンライン支払いサービス最大手、時価総額では、アジア最大の企業にもなっています。アリババ国際サイトの、アクセス数は月間60億PVを超え、そのうちの大多数が中国その他の主要製造国の売り手をサーチし取引を行う世界のバイヤーと輸入業者となっています。アリババ国際サイトは、240余りの国家と地域から1,492万以上の登録ユーザーを保持しています。
1999年、馬雲(马云)により設立。
◯ 腾讯
腾讯(以下、テンセント)は、インターネット関連の子会社を通してソーシャル・ネットワーキング・サービス、インスタントメッセンジャー、Webホスティングサービスなどを提供している会社です。売上高では世界最大のゲーム会社であり、アプリの収益は世界一を誇ります。、時価総額ではアジア最大の企業だったこともありました。2017年にはアジアの企業で初めて5000億ドルを突破し、フェイスブックを超えてアップル・グーグル・アマゾン・マイクロソフトといった世界五大企業に入っています。
1998年に、馬化騰により設立。
○ 華為技術(Huawei)
華為技術(以下、ファーウェイ)は、通信機器メーカーです。現在、300近い通信事業者に製品・ソリューションを提供しており、世界トップ50事業者のうち45社がファーウェイの製品・ソリューションを使用しています。2008年に初めて国際特許出願件数世界1位にもなりました。毎年、売上高の10%以上を継続して研究開発に投資するなど、先端技術開発への投資が旺盛な企業としても知られています。
1987年に、元人民解放軍所属の軍事技術関係者が集いにより設立。
◎ 日本の企業
◯ 東芝
東芝は、大手電機メーカーです。メモリーでは、1985年(昭和60年)に世界初となる1メガビットCMOSのDRAMを開発。1時期はメモリー開発分野で世界トップとなりました。テレビや家電製品、携帯電話、パソコンなど消費者向け製品からは撤退しました。電子部品(HDDなど)の他、原子炉・重電機・軍事機器・鉄道車両など、企業間取引による重工業分野へ重点的に事業展開をしており、大手重電3社(日立製作所、東芝、三菱電機)の一角と呼ばれています。冷蔵庫・洗濯機・掃除機・電子レンジ・炊飯器など、家電製品の国産化第1号の製品が多く、白物家電の日本におけるパイオニアでした。2016年の決算発表において、日本の事業会社として過去最大となる7191億円の営業赤字と、東芝として過去最悪となる4832億円の最終(当期)赤字となりました。
1875年に、前身となる電信機関係の製作所・田中製造所を田中久重が設立。
◯ シャープ
シャープは、大手電機メーカーです。2000年から2006年まで、太陽電池・太陽光発電のモジュール生産量は世界一でした。また、国内では唯一の宇宙開発事業団認定企業でした。日本のパソコン業界大手の一社でもありました。テレビでは「世界の亀山モデル」が一世を風靡しました。(2005年4月 – 2006年3月)の国内携帯電話出荷台数シェアで、16.3%を確保して首位にもたちました。2012年上半期の連結決算では、企業存続の疑念が表明され、最終的に2013年3月期の純損失は-5453億4700万円に及んだそのため希望退職を2千人応募したところ、3千人の応募がありました。それまではリストラはせず、工場勤務や関連会社への転勤を命じることにより自己都合退職者が出るよう人事があったことから「首切りのシャープ」と呼ばれていました。2016年2月4日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業がシャープに対し7000億円超での支援の意向を示し、シャープは同日の取締役会で鴻海案を協議したシャープは当初、官民官ファンドの産業革新機構からの出資を受け入れる方針でしたが、支援額を上積みした鴻海案の採用に判断が傾いたと報じられて、翌2月5日には、シャープは鴻海との合意書を締結したと発表しました。
1912年に、 早川徳次により設立。
◯ 三菱電機
三菱は、家電から重電、人工衛星まで幅広い製品を製造・販売している大手総合電機メーカーです。FA機器、昇降機(エレベーターなど)、タービン発電機、鉄道車両用電機品、パワー半導体、人工衛星など多くの産業用電気機器で日本国内トップシェアとなってます。また、宇宙・防衛分野に強みを持っており、防衛エレクトロニクス分野での防衛省契約実績は長年にわたり第1位を維持しています。
1921年に、岩崎弥太郎により設立。
◯ 日立
日立は、日本最大規模の総合電機メーカー、そして世界有数の大手電機メーカーです。また、日本の全業種中でもトヨタ自動車に次ぐ規模の従業員数を誇る巨大企業です。全世界に製造・販売拠点を広げる多国籍企業でもあり、売上の50%は日本国外からもたらされています。「技術の日立」にふさわしく、創業者・小平浪平以降、歴代の社長は全て技術畑出身となっています。
1910年に、小平 浪平により設立。
◯ Panasonic
Panasonicは、世界的な電機メーカーです。白物家電などのエレクトロニクス分野をはじめ、住宅分野や車載分野などを手がけています。以前はコンシューマー向け製品・サービスに特に力を入れていたが、2013年から企業向け製品・サービス(BtoB)の比率を上げる方向へと舵を切りました。現在では売り上げ全体に占める家電の割合は24%となっています。グローバル展開もしており、数々の業界(アビオニクス、カーナビなどのIVIシステム、車載用リチウムイオン電池、換気扇、コードレス電話、業務用冷蔵庫)で世界シェア1位を誇ります。この内、アビオニクスは世界シェア8割と寡占状態が進んでいます。国内では唯一の総合家電メーカー(全部門網羅)となったため、家電業界の多くの部門でトップシェアを有し、家電以外の業界(電池、住宅用太陽光発電、照明器具、電設資材、ホームエレベーター、電動アシスト自転車など)でも国内シェア1位に輝いています。知財活動が活発でパテント・リザルト社の「特許資産規模ランキング」で2017年度は2位を獲得しています。2008年10月1日をもって社名を「松下電器産業株式会社」から「パナソニック株式会社」に変更しました。
1917年に、松下幸之助により設立。
◯ SONY
SONYは、多国籍コングロマリットのメーカーです。1958年(昭和33年)1月に東京通信工業株式会社からソニー株式会社に改称しました。改称に当たっては、銀行から何の会社か分からなくなると難色が示されたが、盛田昭夫は、「ソニーが将来、エレクトロニクスの会社であるとは限らない。」という趣旨を伝えて押し切りました。世界首位のCMOSイメージセンサ、ゲームなどのハードウェア分野をはじめ、映画・音楽分野にも重点を置いています。2018年度のグループ会社数は1,727社で、日立製作所より400社以上多く、日本1位となっています。また、日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つとなっています。
1946年に、井深大と盛田昭夫により設立。
◯ 富士通
富士通は、総合エレクトロニクスメーカーであり、総合ITベンダーです。2015年時点では、ITサービス提供企業として売上高で国内1位、世界4位となっています。2011年には世界有数のICT専門誌『Computerworld』の‘グリーンIT ベンダートップ12社’(IT機器における省エネと電力を節約してCO2排出を減少させる技術の利用において最も優れているITベンダーのランキング)で、2年連続で世界首位を獲得しました。
1935年に、吉村 万治郎により設立。
◯ NEC
NECは、住友グループの情報・通信系を中心とした総合電機メーカーです。また、ウェスタン・エレクトリックとの日本最初の合弁企業です。日本初の人工衛星である「おおすみ」を製造し、運用に成功しました。1980年代後半には半導体生産で世界一位となっています。また、最近では生体認証を中心としたAI群をブランドとして構築し、顔認証ではNIST(米国国立標準技術研究所)が実施した顔認証技術ベンチマークテストで四度の世界一に輝いています。
1899年に、岩垂邦彦により設立。
<参照>https://ja.wikipedia.org/wiki + 公式ホームページ
○ キーエンス
キーエンスとは、自動制御機器(PLCと周辺機器)、計測機器、情報機器、光学顕微鏡・電子顕微鏡などの開発および製造販売を行うメーカーです。TOPIX Core30の構成銘柄の一つとなっています。2019年3月期の連結損益計算書を見ると、営業利益率は54.1%と突出しています。キーエンスが属する電気機器業界において、平均の営業利益率は6%程度なので、約9倍の利益率となっています。
1974年に、滝崎武光により設立。
○ 日本電信電話(NTT)
日本電信電話は、通信事業最大手であるNTTグループの持株会社です。また、日本国政府が発行済株式総数の3分の1以上に当たる株式を保有する特殊会社です。TOPIX Core30の構成銘柄の一つでもあります。グループ会社を統括するほか、研究開発部門を持ち、規模的にも技術的にも世界屈指の研究所を擁しています。
1985年に、日本電信電話株式会社法により日本電信電話公社を民営化し日本電信電話株式会社を設立。
○ NTTデータ
NTTデータは、データ通信やシステム構築事業を行っているSIです。2007年3月期決算において、国内SI事業者としては初の売上高1兆円を突破しました。システム開発などSIから脱却し、ITソリューションの拡充とグループ会社を横断したサービス提供を経営目標としています。
1988年に、エヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社として分離独立。
○ DeNA
DeNAは、モバイルゲーム開発・配信を主業としつつ、SNS運営や電子商取引サービスなどを行うインターネット関連企業です。横浜ベイスターズ球団株のうち、TBSHD及びBS-TBSの所有する発行済株式の66.92%(87万株)を約65億で取得する株式譲渡契約を締結し、TBSHDに変わって同球団の筆頭株主になることを公表しました。
1999年に、南場智子により設立。
○ 楽天
楽天は、インターネットサービスを展開するIT企業です。現在はオンライン株式販売やクレジットカード等の金利・手数料収入がグループ営業利益の過半数を占めるオンライン金融事業者でもあります。インターネットショッピングモール「楽天市場」や総合旅行サイト「楽天トラベル」の運営その他ECサイトの運営を行っています。
1997年に、三木谷 浩史より設立。
○ ファナック
ファナックは、電気機器メーカーです。社名のFANUCは「Fuji Automatic NUmerical Control」の頭字語です。
工場の自動化設備に特化したメーカーで、工作機械用CNC装置で世界首位(国内シェア7割、世界シェア5割)、産業用ロボットでも世界首位(世界シェア2割)となっています。世界4大産業用ロボットメーカーの一つです。「壊れない、壊れる前に知らせる、壊れてもすぐ直せる」というスローガンです。メーカーとして驚異的な利益率の高さでも知られ、売上高経常利益率は44.83%(2008年3月期)となっています。
1972年に、稲葉清右衛門より設立。
○ ソフトバンク
ソフトバンクは、携帯電話などの無線通信サービス(移動体通信事業者)および長距離・国際通信を提供する日本の大手電気通信事業者です。2006年に英ボーダフォンからボーダフォン株式会社の株式と資産・負債を日本企業として最高額となる1兆7500億円で買収しました。
1986年に、孫正義により設立。
○ PHP研究所
PHP研究所は、出版事業を主体に行っている出版社です。「PHP」とは、「Peace and Happiness through Prosperity」(繁栄によって平和と幸福を)の頭文字をとった語で、「物心両面の繁栄により、平和と幸福を実現していく」という願いが込められています。
1946年に、松下幸之助により設立。