目標を達成するために必要なことを説明することを目標としています。
随時更新します。
◎はじめに
近年、時代の変化が目まぐるしく、グローバリゼーションによって世界の境界がなくなりつつあります。また、日本だけを見ても働き方が大幅に見直されてきています。
つまり、私たちは日本にいながら世界中の人たちと競争しなければならない時代に生きているということです。また、世界中の誰もがチャンスを持っている時代でもあり、日本でも働きながらでも様々なチャンスを掴みやすい環境になってきています。
チャンスを掴むためには、目標をたて邁進していく必要があります。目の前の仕事と向き合う必要もあります。
このような状況でも目標を達成するために、「仕事と勉強を両立しながら目標を次々と達成するための考え方、と、具体的な勉強法」を紹介します。
また、この記事は猪俣武範さん著の目標を次々に達成する人の最強の勉強法という本を参照させてもらっています。この手の本は数多くありますが、多くの本を読んだ中でも圧倒的に謙虚でとてもわかりやすい説明だったので、私のバイブルにさせてもらっています。ありがとうございます。
◎ 目標を効率よく達成するには
・勉強に対する考え方
・勉強のスキルやプロセス
・勉強以外のネットワーキング
といったものが良循環する必要があります。
その中で最も意識することは
・人生で達成したことを見据えて目標を立てること
・何をやらないかをはっきりと決める
ことです。
人生は一度きりで、挑戦したいことや知りたいことは山のようにあります。その限られた牌の中で効率よく学び、目標を達成するためには無駄を省いてやるべきことに100%時間を集中する必要があります。
勉強で大きな結果を出している人と出していない人の間にある差は勉強に対する考え方と環境づくり、スキルであり、生まれ持った頭の良さではありません。
◎目標設定
勉強には効率をよくするテクニックや時間管理術といったものが存在します。しかし勉強に対する考え方や姿勢が確立されていない状態でそのような方法論ばかり学んでも、肝心の成果は上がらないでしょう。そのためにやるべきことは勉強の先にある人生のゴールやミッションとも言える目標をしっかりと持つことです。
○目標設定のフレームワーク「SMART GOAL」
・Specific(より具体的な)
・Measurable(評価可能な)
・Achievable(実現可能な)
・Realistic(現実的な)
・Time-bound(期限内に達成可能な)
○ゴールを7つのカテゴリーに分ける
・仕事(キャリア)
・家族
・経済(金銭)
・健康
・教育(自己啓発)
・趣味
・その他(ボランティアなど)
○履歴書を更新する
履歴書はただの職務経験の羅列ではありません。「過去から未来への繋がり」を表すシートであり、そのことを意識して三ヶ月に一回更新することで、短期の業績を整理するともに新しく獲得したスキルを振り返って可視化できるのです。
○目標のたて方「SUNK COST:埋没コスト」
SUNK COSTはファイナンス用語で、すでに支払ってしまったコストのこと。
もしこれまでに費やしてきたことがあっても、目標を決定する際には、今後それに時間を費やすことで得られる利益があるかないかのみで意思決定をするべきなのです。
目標を設定する際には、過去のことは考えず、将来のビジョンに向かって現時点で何が重要かを考えて目標設定をするべきなのです。
○目標となる人をロールモデルとする。
目標を具体的かつ戦略的に立てていく上で最も有効なのが、自分の目標とする先人の歩みを研究すること。その先人の奇跡をたどることが最も信頼できる道筋なのです。
○目標のポートフォリオを組む
目標を複数組むことでひとつが駄目になっても他の目標を目指すことができますし、資格を複数取得しておけば、転職したり別分野に進出したりすることができます。
○集中力を持続する
人の集中力は対して持たないので、1時間ごとにやることを入れ替えて取り組むと効率の良い時間を過ごすことができます。
また、勉強は休みの日にまとめてするのではなく、毎日少しずつでも継続して取り組むことが大切です。
○ディストラクションタイムを減らす
ディストラクションとは「気が散る」という意味です。
つまり、1日の中で「気が散る」時間をできるだけ減らして勉強や仕事の効率を高めるということです。
具体例を以下に挙げます。
・メール
メールは便利なツールですが、「気が散る」原因のひとつです。
メールは時間を決めてその時だけ確認するべきです。最もフレッシュな出社時や午前中にはなるべくメールチェックをしないことが得策です。自分をメールに合わせるのではなく、メールを生産性の低い時間帯に合わせるのです。
・インターネット
インターネットも便利なツールですが、これをし始めてしまうと時間を浪費してしまうので、ブラウザは閉じておくことをお勧めします。
もちろん能動的に情報を発信したい場合や調べものがある場合は良いですが、自分の意思とはなんら関係なくなんとなくインターネットをしてしまうということを防ぐのです。
・同僚や友達
集中している時に同僚や友達からの誘いがあると断れないひとは、少なくないと思います。これは人の大切な集中時間を奪う猛者たちですので、誘いに動じず集中するために、音楽を聞いているふりをするなどと言った対策をしても良いかもしれません。もちろん同僚や友達と関わるなというわけではありません。「気が散る」時間を減らそうということなのです。
これらのように、ディストラクションタイムを減らし、最小限に留めるとこで生産的な時間を確保しましょう。