★ この記事では、SIFT記述子についてわかりやすく説明することを
目標としています。随時更新します。
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◎ SIFT記述子
☆SIFT記述子とは、「局所輝度勾配ヒストグラム」を利用した記述子の1つで、基礎となるものです。
◎ SIFT記述子の特徴
- 輝度勾配によりエッジを見ているので形の情報を表現していると言える
- 輝度勾配の方向が量子化されているため、微小な回転に対して頑健である
- 小領域内の輝度勾配ヒストグラムを計算しているので、微小な移動普遍性がある
◎ SIFT記述子の計算方法
①局所領域内の各画素を「強度」と「傾き角度」で表現される輝度勾配画像に変換します。
②キーポイントを中心として、ガウス分布(平滑化)で重み付けをします。
③空間と方向を三つの変数として、輝度勾配強度の分布をヒストグラムで表現します。
④ヒストグラムの計算のために量子化をします。
⑤ブロックごとにベクトルを結合し、局所領域を表現するベクトルを得ます。
⑥ブロックごとに正規化を行います。