カメラに関する規格

★ この記事では、カメラに関する規格について分かりやすく説明することを
  目標としています。随時更新します。

◎ カメラに関する規格

☆カメラに関する規格には、様々なものがあります。
中には名前は聞いたことがあるけどよく知らないものもあると思います。
それらを中心に説明していきたいと思います。

◎ APS(Advanced Photo System)システム

☆APSシステムとは、新規格の専用フィルム (IX240) を使用した写真システムのことです。
1996年4月に販売が開始され、後に事実上終焉を迎えた規格です。
“IX”とは”Information Exchange”の略で、デジタルカメラのExifヘッダのように、撮影時の設定、日付・時間、プリントサイズ・枚数指定、コメントなどをフイルムにコーティングされた磁気面に記録し、プリント時に利用できます。
240はフィルム幅の24mmに由来します。
富士フイルム、イーストマンコダック、キヤノン、ミノルタ、ニコンによって共同で開発されました。

画面の露光面積は16.7×30.2mmで縦横比が従来の各種フィルムと比べて横長 (9:16) となっています。
その基本サイズの左右または上下をプリント時にトリミングすることで、35mm判の通常サイズ (2:3) とパノラマサイズ (1:3) に対応するプリントが可能です。

Hサイズ(ハイビジョン / 9:16)
Cサイズ(クラシック / 2:3)
Pサイズ(パノラマ / 1:3)

○ Hサイズ(ハイビジョン / 9:16)

☆Hサイズは、基本となる画面サイズで、撮影設定に関わらずフィルム面にはこのサイズで写ります。このサイズから、Cサイズ、Pサイズに対応します。

○ Cサイズ(クラシック / 2:3)

☆Cサイズは、プリント時には従来のL判と縦は同じで横幅が広くなります。
Hサイズの左右をトリミングしたサイズです。

○ Pサイズ(パノラマ / 1:3)

☆Pサイズは、従来の35mmフィルムと同じ画面比率で、プリントも同じL判のサイズです。
Hサイズの上下をトリミングしたサイズです。

>画像という分野

画像という分野

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ぜひお時間がある方はのぞいてみてください。

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