★ この記事では、HOG記述子についてわかりやすく説明することを
目標としています。随時更新します。
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◎HOG記述子とは
☆HOG記述子とは、局所領域の輝度勾配の強度と方向から、局所領域の特徴を表現する処理のことです。
◎ 単語
記述子(description)・・・記述された情報のことです。
記述(descriptor)・・・局所領域の内容を情報に変換する過程のことです。
○ HOG記述子のメリット
・幾何学的変換に強い(位置の変化に強い)
・照明の変動に強い
・大きさの変化に強い
○ HOG記述子の計算手順
図で説明。
○ openCVでhogを使用する場合
WinSize : 検出窓のサイズ
blockSize : 正規化する際のサイズ
blockStride : ブロックの移動量(画素サイズ)
cellSize : 正規化する前のヒストグラムを作成する最小単位
nbin:ヒストグラムの頻度数
図を挿入
◎ 記述手順
1 局所領域内の各画素において輝度勾配の強度と方向を計算します。
2 N×Nの画素を1つの領域(cell)として、この領域内で輝度勾配ヒストグラムを計算します。
cellは、binの数に従いN次元のベクトルとして表現されます。
0~180度を20度ずつとすると、次元数は9になります。
3 Nc×Ncのcellを1ブロックとして正規化をします。