撮影レンズ

★ この記事では、レンズについてわかりやすく説明することを
  目標としています。随時更新します。

◎ 撮影レンズとは

☆撮影レンズとは、被写体を撮影するために、撮像素子上に「結像」する役割を果たすものです。つまり、「光を集める」ことです。

被写体となる物体の一点からでた光線は、四方八方に広がります。その中の円錐状の光線束がレンズ内で屈折、反射をして円錐状に集光された光線束となり、像として結ばれます。被写体の様々な、点からでた光線束の集まりで被写体の形が形成されます。

◎ 撮影レンズの歴史

☆撮影レンズの歴史は、非常に深く、紀元前9〜8世紀にイラクのニルムドという場所で最も古いレンズが見つかったことが、レンズの始まりとされています。

◎ 撮影レンズの種類

凸レンズ・・・レンズを通してみたものが大きく見える
凹レンズ・・・レンズを通してみたものが小さく見える
プリズム・・・
フレネルレンズ・・・レンズの薄さが極めて薄いようなレンズ。

レンズの機能が活用されている光学製品の代表としてカメラがある。
魚眼レンズ
広角レンズ
望遠レンズ
標準レンズ
高解像度レンズ

○ 結像の公式

光学倍率

視野

ここでの視野とは、ある撮像素子を使用したときに、撮像素子上に映る範囲を、実世界上の距離に置き換えたものです。

画角

○ 無限遠

☆無限遠はレンズを繰出さなくともピントが合う距離のことです。

もう少し分かりやすく説明すると、ピント合わせをする必要がなくなる被写体までの距離のことです。
これは人の目でも同じことが言えます。目の前にあるものと10km先にあるスカイツリーの両方にピントを合わせることは出来ませんが、1km先の東京タワーと10km先のスカイツリーでは、両方にピントを合わせることができると思います。
この感覚とレンズの無限遠は同じ事なのです。

○ 光の性質

透過物体に光が入ると反射する光と、透過する光に分かれる。
光の速度は媒質によって速度が変化する。
位相差は人の眼で認識することはできない。
光の曲がり具合は媒質の屈折率によって決まる。
光が狭いところを通過すると影の部分に光が回り込む光の回折現象が起こる。
偏光を人の眼で認識することはできない。
太陽の光や、白熱電球の光はすべての方向に振動している。
水やガラスに反射した光は偏光になる。
レンズは波長により光の曲がり方が異なる。(色収差)

◎ 画素分解能

☆画素分解能とは、撮像素子の一画素あたりの視野の大きさのことです。これにより、用途に応じたカメラの画素数を求めることができます。


○ イメージサークル

イメージサークルとは、レンズから入ってくる被写体の像が円形に映るものです。撮像素子に対して、イメージサークルが小さい場合、ケラレます。

◎ 高解像度レンズ

☆高解像度レンズとは、100万画素を超える高解像度用のカメラに対応するレンズのことです。

◎ 無限遠

○ オーバーインフィニティ

☆オーバーインフィニティとは、どの位置にもピントが合っていない状態のことです。

いくつかの理由でオーバーインフィニティが設けられています。

  • オートフォーカスでのモーターへの負担軽減
  • 製造の誤差を吸収するため
  • マウントアダプターとの互換性をとるため

無限遠で撮影するときは、ファインダーや電子ビューでピントが合っているかの確認をよく行いましょう。

無限遠

ピント合わせ操作が不要になった距離のことです。

◎ レンズの機能

◎ レンズの性能

>画像という分野

画像という分野

画像に関連することを網羅していきます。

ぜひお時間がある方はのぞいてみてください。

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