画像処理エンジニア

★ この記事では、画像処理エンジニアには何が必要か分かりやすく説明
  することを目標としています。随時更新します。

◎ 画像処理エンジニア

☆画像処理エンジニアには、画像処理のソフトウェアへの理解は必須ですが、他にもカメラやレンズ、照明、コンピュータへの理解など、欲をいえば多くの知識と理解が必要になります。
画像処理(狭義の画像処理と画像認識)のうち、主に画像認識のソフトウェア開発をする際に必要なもの全てについて触れて、少しづつ深掘りをしていきます。
画像処理エンジニアとして主に

  • アセスメント(画像処理の必要性、実現性)
  • 画像処理アルゴリズム検討
  • 画像処理プログラムを実装
  • PoC(ありものの画像データでモデル作成)で画像認識の精度検証
  • 画像データ収集
  • モデル作成と精度検証(チューニング)
  • 開発後の扱いの検討

といったタスクに携わります。

PoC・・・Proof of Conceptの略で、「概念実証」という意味です。 新しい概念や理論、原理、アイデアの実証を目的とした、試作開発の前段階における検証やデモンストレーションを指します。

上記のタスクを満たすためには、以下の知識が必要になります。

  • コンピュータの理解と知識
  • プログラミングの理解と知識
  • 狭義の画像処理の理解と知識
  • 画像認識の理解と知識
  • カメラの理解と知識
  • レンズの理解と知識
  • 照明の理解と知識
  • ネットワークの理解と知識
  • セキュリティの理解と知識
  • 色の理解と知識
  • 光の理解と知識
  • 法律(開発後の扱い)の理解と知識
  • トレンド技術のサーチ力
  • 英語力

◎ コンピュータの理解と知識

☆画像認識の開発は、コンピュータなしでは、話が進みません。
エキスパートになる必要はないですが、コンピュータの基礎を理解しておくことが重要です。
コンピュータの基礎を固めるためには、コンピュータ工学のバイブルとなる本を購入し学習すれば良いと思います。
私自身、学生時代までユーザーとしてしか、コンピュータに触れたことがありませんでした。
難しいことは、基礎の応用でしかないので、基礎をしっかりと積み上げることをお勧めします。

◎ プログラミングの理解と知識

☆コンピュータへの理解が必要な理由と同じで、プログラミングも基礎を固める必要があります。プログラミングも基礎部分は変わりませんが、非常に早いスピードでトレンドが流れていきます。
随時チェックしておく必要があると思います。

◎ 狭義の画像処理の理解と知識

☆狭義の画像処理とは、入力が画像で、出力も画像の処理のことです。
例えば、画像の明るさを変えたり、ノイズを消したりする処理が狭義の画像処理にあたります。

◎ 画像認識の理解と知識

☆画像認識の知識といっても非常に広いので、これもバイブルとなる本を購入し、マスターした上で、必要な箇所を深掘りする必要があると思います。

◎ トレンド技術のサーチ力

☆画像認識は、いわゆるAIという分野に含まれます。
この分野の変化も非常に早く、常にトレンド技術を押さえておく必要があります。
画像認識に関するニュースや展示会や画像認識コンテストをウォッチしておくと、遅れずについていけると思います。
現代の溢れかえる情報から、より新鮮で正確なものを吸収する必要があります。基本的にウォッチするサイトや、新聞、講演会や学会誌などを整理して、常に同じ場所から一定の情報を吸収することをおすすめします。

>画像という分野

画像という分野

画像に関連することを網羅していきます。

ぜひお時間がある方はのぞいてみてください。

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