フランジバック

★ この記事では、フランジバックついて分かりやすく説明することを目標
  としています。随時更新します。

◎ フランジバック

☆フランジバックとは、レンズマウントの基準面(交換レンズの後端とボディ側のマウントが当たる面)とイメージセンサ面(フィルム面)との距離のことです。
ミラーレス一眼は、一眼レフに比べるとミラーがないので、フランジバックが短いということになります。

○ フランジバックのメリット・デメリット

フランジバックが短い場合のメリット

  • 広角レンズを小型化できる
  • 明るいレンズの設計ができる
  • マウントアダプターを介しやすい

◎ フランジバックの重要性

☆フランジバックに誤差があると、無限遠のピント精度に狂いが出たり、片ボケ写真(画像上で同じボケ具合のはずなのにボケ具合が異なる)になるなど、撮影した後の画像に影響を与えます。
また、フランジバックの長さには高い精度が求められています。

◎ 各フランジバック

フランジバックは、マウント規格によって厳密に決まっています。

◎ マウントについて

☆レンズ交換式カメラには、レンズとカメラの間に接合部があります。この接合部をマウント部(マウント)と呼びます。
このマウント規格は、メーカーにより異なります。
例えば、ライカは「Mマウント」「スクリューマウント」、ニコンは、「Fマウント」「Zマウント」、キャノンは「EFマウント」「EF-Mマウント」「EF-Sマウント」「RFマウント」

マウント部には、レンズとカメラボディで様々な信号をやりとりする通信システムを仲介するための電子設定があります。

◎ マウントアダプター

☆マウントアダプターとは、マウントの違い(主にマウント径とフランジバック)を吸収するためのアダプターです。

◎ マウントの種類

○ バヨネットマウント

☆レンズ側に3個ないし4個の爪を持ち、これに対応するボディ側凹部にはめてレンズを回してマウントする方式のことです。

○ ねじ込み式

☆マウントとレンズ接合部とにネジが切られており、レンズを回転してボディにねじ込んで装着する方式のことです。スクリューマウントとも呼びます。

○ スピゴット式

☆レンズ本体とは、別体となっているリング(スピゴット)をバヨネットのようにはめて回すか、ネジで締め付けレンズを固定する方式です。

○ ヘリコイドとは

☆回転運動を直進運動に変換する機構のことです。

>画像という分野

画像という分野

画像に関連することを網羅していきます。

ぜひお時間がある方はのぞいてみてください。

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